昭和45年夏のNDTスタ−名鑑


NDTスタ−

注）　　1：特別スタ−の清水秀男・金須宏・重山規子（6）・藤井輝子（12）さんはこのショ−は休演の為、この名鑑には載せて居ません。
　　　　2：特別スタ−が誰も出演しませんでした、ソロ歌手では河本芳子（19前）・三浦恭子（22）さんが退団し内田繁子・谷さゆりさんが起用されました。
　　　　3：スタ−級には横田米子（11）・河本芳子（19前）・三浦恭子（22）・高木翼（11）さんが退団し女性は水谷良子（12）・大西富美子（20）・岩間文子（24）・新倉まり子（24）・内田繁子（25）・谷さゆり（26）さんの6名、男性は菊間清二（19後）・真島茂樹（23）・前新和則（24）の3名がスタ−に昇格しました。。
　　　　4：他の年代のNDTスタ−名鑑と較べて下さい。

昭和45年春のNDT香盤表

昭和	期	女性団員氏名	数	男性団員氏名	数	合計
戦前	-	-	0	清水秀男	0（1）	0（1）
特別	-	-	0	-	0	0
21	1	-	0	金須宏	0（1）	0（1）
22	2	-	0	-	0	0
23	3	-	0	-	0	0
24	4	-	0	-	0	0
25春	5	-	0	-	0	0
上級男士	-	-	0	-	0	0
25秋	6	重山規子	0（1）	-	0	0（1）
26春	7	-	0	-	0	0
27春	8	-	0	-	0	0
28春	9	-	0	-	0	0
29春	10	-	0	-	0	0
30春	11	-	0	能見英俊	1	1
32春	12	藤井輝子・水谷良子	1（2）	-	0	1（2）
33春	13	-	0	-	0	0
33秋	14	松岡靖子	1	-	0	1
34春	15	橘田紀	1	磯貝隆	0（1）	1（2）
35春	16	亀谷静子・柴崎広子・日吉美智子	3	-	0	3
35春	17	-	0	北川旺	1	1
35秋	18	-	0	古沢勇・神崎一人	2	2
36春	19前	-	0	山本浩	0（1）	0（1）
36秋	19後	-	0	菊間清二・後藤学	2	2
37春	20	西川純代・大西富子	2	菅原功	1	3
37秋	21	-	0	浪岡巌・根本薫	2	2
38秋	22	近江ツヤ子・森田敏子	2	山北那智男	1	3
39秋	23	-	0	真島茂樹	1	1
40秋	24	岩間文子・新倉まり子・町田和子・平地築美	3（4）	前新和則・東六彦	2	5（6)
41秋	25	内田繁子・杉山葉子・宮川ルミ・西川三智代・保谷信子・堀部信子・斉藤友子・中村千恵子	7(8)	-	0	7(8)
42秋	26	小牧英子・岸本雅代・谷さゆり（横瀬美枝子）・秋元京子・黒川洋子・渚香織・石井子	7	藤本譲・井川伊男	2	9
43秋	27	沢裕子・宗像節子・松本加代子・峯容子・河原陽子・佐々木好子・埴岡導子・松尾直子・藤和子・白石洋子・田中隆子・加藤三世子・大谷由美子（邦園由美）・今田さと子	11(14)	桑島光司・津村正作・島屋多美男	3	14(17)
44秋	28	鹿島とも子・松岡蘭子・河原恵美子・大野知子・横山由利子・国枝康子・田中真理子・相田悦子・大場登志恵・加藤美佐江・斉藤京子・志摩まき子・桐山ひとみ・坂本美智子・小林正子・河合しげ子・宮原夕起子・柳谷真弓・小倉薫・菊池千賀子・吹田和歌子・手嶋啓・石崎直美・永嶋すま子・小暮恵子・清水ひとみ・渡辺佳子・富田紀美子・四方田瑞恵・佐藤久美子・福島まゆみ・左近陽子・室谷春美・山本美枝子・植村素子	33（35）	桑村敏・恩田雅淑・対島重巳・田辺義人・杉村雄一・本田薫	6	39（41）
合計	-	-	71（80）	-	24（28）	95（108）

注）　　1：●色表示の清水秀男・重山規子・藤井輝子・金須宏さんの4名と町田和子・中村千恵子・加藤三世子・大谷由美子（邦園由美）・今田さと子・山本美枝子・植村素子・磯貝隆・山本浩さんはこのショ−は休演の為、香盤表は名前のみの記載で人数には入って居ません。
　　　　2：●色表示はNDTスタ-です。


東宝芸能学校からの入団者（28期）
　28期の左近陽子・室谷春美さんの2名の方はこの「夏のおどり」のパンプに初めて写真が掲載されました、多分この春東宝芸能学校を卒業され28期に編入されたと思われます、室谷晴美さんは後に連名入りして居ます。
　この他鍋代依久子・石川春代・長能恵子の3名の方も「春のおどり」のパンプには名前のみでこの「夏のおどり」以後は長能恵子（29期に編入）以外の鍋代依久子・石川春代の両名の記載は無く又「日劇レビュー史」の連名リストにも記載されて居ません（記載漏れか？）。


下のグラフは上の表の期別団員数を夫々グラフ化したものです。

注）
　　　　　　1：男性舞踊手が可也減って来て20年代後半に戻っています
　　　　　　2：女性の数はそれ程減少して居ませんがグラフを見れば３年以下の舞台経験者が略70％を占め昭和38年の50％以下との比較で新人が多く昭和33年当時に戻り更に其れよりも悪く成って20年代後半に戻って居る事が分かります。
　　　　　　3；昭和44年の舞台経験が3年以下と云っても訓練期間が昭和30年代の2年間に対して半年なのでこの割合は更に大きいく成る筈です。
　　　　　　4：昭和30年代の後半が男女の舞踊手が揃いNDTの全盛期で有った事が証明されます、グラフのカ−ブの型を較べて見れば判ります、右側で急上昇して居ます。
　　　　　　5：他の年代のNDT香盤表と較べて下さい。

次の表は昭和45年「春のおどり」終了時から「夏のおどり」の始まる前までの2ヶ月間に退団された団員の氏名と人数です、11期以上の退団者は居ませんでした。

注） 1：2ヶ月間で女性25・男性6名・合計31名退団しました、25期生以下の退団者数が目立ちます。
　　　2：然し女性は唄えるスタ−歌手横田米子・河本芳子・三浦恭子の3名男性では高木翼のスタ−が退団されダンス・歌共に大変な戦力の低下です。
　　　
　　初版-'08/12/10

ぺ-ジトップに戻る

44春　　46春