NDTの音楽・・・V-A(昭和38年)

昭和38年日劇開場30周年記念 「日劇秋のおどり」

  

 この「日劇秋のおどり」の音楽は当時のラジオ放送を録音した物で之にはコマ-シャルが無いので多分NHKで日曜日昼間の番組として放送されこれを当時所有していたラジオ(ナショナルラジオMODEl AM-380)とソニ-のオ-プンリールのレコ−ダSONY TC−111(昭和37年4月30日購入・・・購入先秋葉原ラジオセンタ−内川島無線電気商会・・・¥15.500)で収録したものです。


当時使用していたナショナルラジオ(MODEl AM-380・・・2BAND 5球スパ−)

テープレコーダー SONY TC−111(定価¥19.800)と録音テ−プ

 但しその内容は当時のパンプと一部異なって居ます開幕の第1景「紅葉舞」から第6景「愉快な仲間」迄(昭和42年のぺ−ジに掲載「秋のおどり」パンプ演目を参照、以下も同じ)はカット無しの其のままですが第7景の「ラインダンス・パレ−ド」から第10景「ブラボ−ショウビジネス」の4景がカットされその替わりとしてパンプ演目には無い「?(放送の解説に依ると白人が顔を黒く塗り黒人に扮して繰り広げられた各種のショウが19世紀中程アメリカで流行した)が河本芳子・藤井輝子・天井健二・馬場紀邦等の歌手でアメリカ南部の民謡が舞台背景のショウボ−トを前に繰り広げられた)次いで第11景「琉球悲歌」はパンプ通りですが第12景「マリオネット」第13景「星のフォリ−ズ」はカットされ第14景「日劇賛歌」が最後にオン・エアされて居ます。

 パンプ演目には無い
「?で背景のショウボ−トの上で藤井輝子・天井健二のお二人が「スワニ-ショウ」・「ショ-ビジネス」歌う場面は”yachan"の記憶にも残って居りますので多分演目の変更が有ったのではと思われます。

昭和38年「日劇秋のおどり」のCD
日劇ダンシングチ―ム舞台ALBUM 昭和38年-V

下は昭和38年「日劇秋のおどり」のラジオ放送の録音からCD化したもので今回は印の曲を聴く事が出来ます。

昭和38年「日劇秋のおどり」のCD(ラジオ放送を録音)
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15.71 KB
全録音時間68m34s
景名 歌(ダンス) コ−ラス
1 「紅葉舞」 「紅葉舞」 河本芳子 寺原千加子・平野節子
2 「東北の秋」 「南部盆唄」 天井健二 本間紀子・桜ひさ子
3 「恐山の一夜」 - (福田富子・梶鉄哉) -
4 「朝の唄」 「村祭り」 横田米子 寺原千加子・平野節子
5 「秋祭り」 「豊年舞」
「会津磐梯山」
「五木の子守唄」
「八木節」
天井健二
上条美砂保

-
パンプ演目には無い? 「バンジョウ持って」
「ダウン・バイ・ザ・リバ-サイド」
「遥かなる故郷」

「スワニ-ショウ」
「ショ-ビジネス」

河本芳子
コ-ラス
藤井輝子
藤井輝子
-
パンプ演目には無い? 「マラゲニア」 馬場紀邦 -
11 「沖縄悲歌」 「赤い華」 藤井輝子 -
14 「日劇賛歌」 「日劇賛歌」 藤井輝子・馬場紀邦 出演者全員

注):色の音楽はパンプ演目には有りません、全録音時間1時間8分34秒
  *印以外の音楽機会をみて順次Up します。


第1景「紅葉舞

  「紅葉舞」-河本芳子(19前) コ−ラス寺原千加子・平野節子(2m22s-362KB/wma)



第4景「朝の歌」
 「村祭り」


横田米子(11)
 11期生の横田米子さんは第1次ポンポンシックスのメンバ―ですが昨年昭和37年からは歌うスタ―としても活躍されて居ます。







   「村祭り」-横田米子(11) コ−ラス 寺原千加子・平野節子(1m45s-268KB/wma)


第5景「秋まつり」
 「豊年舞」・「会津磐梯山」・「五木の子守唄」・「八木節」

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上条美砂保(10)
 第4景「朝の歌」から第5景「秋まつり」の景は今聴いて居ても楽しくなる程です、「朝の歌」の(さあみんなが起きる)と(村の鎮守のお祭り)のコミカルな歌声に続いて櫓太鼓の「秋まつり」では上条さんのラテンリズムの民謡メドレ-で(会津磐梯山・五木の子守唄・八木節)をこの歌声に合わせ客席通路まで踊り子が総出の踊り、これは今年の5月ニュ-ジーランド公演を始めとして海外公演で好評を博しただけに日劇レビュ−の傑作の一つでは無いかと思いますが・・

 上条美佐保さんはこの景の活躍を含め今回は昭和34年夏に次いで2回目の日劇レビュ−賞を受賞されています。

  「豊年舞」-天井健二 「会津磐梯山」・「五木の子守唄」・「八木節」-上条美佐保(10) (6m23s-961KB/wma)


「?」
 「ダウン・バイ・ザ・リバ-サイド」

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河本芳子(19前)
 この「秋のおどり」では中盛りの景でショウボ−トを舞台背景一杯に装置した前でこのところ歌で売り出して来ている河本芳子さんが(ダウン・バイ・ザ・リバ-サイド)を唄って居ます、

 彼女は昭和36年春東宝芸能学校を主席で卒業NDTに入団した19期生でこの年の「夏のおどり」のタムレNO1でソロ歌手としてデビュ−したばかり昭和45年退団するまで上条・藤井さんに次いで活躍されました。

   「ダウン・バイ・ザ・リバ-サイド」-河本芳子(19前) (1m36s-236KB/wma)


 「スワニ-ショウ」→「ショ-ビジネス」「マラゲニア」

藤井輝子(12)

天井健二(18)

馬場紀邦

   「スワニ-ショウ」→「ショ-ビジネス」-藤井輝子(12)・天井健二(18) (3m34s-542KB/wma)

   「マラゲニア」-馬場紀邦 (3m11s-485KB/wma)


第11景沖縄悲歌「赤い華」
 この昭和38年は春のおどりにも沖縄舞踊が取り上げられて何れも川戸美代子さんが主演されましたが沖縄舞踊は日劇ダンシングチ−ムが戦前から「琉球レビュ−」・「琉球と八重山」等で得意とする演目で−F昭和8年〜昭和19年(NDTの歴史-T)のペ−ジ参照-この昭和30年代後半迄はその伝統が受継がれて居ましたが此れ以後昭和40年代から後には殆ど取り上げられて居ません、此れは日舞を踊れる団員が減少した為と思われ沖縄が本土復帰した昭和47年にも沖縄舞踊が取り上げられませんでした。

川戸美代子(10) 藤井輝子(12)

左から川戸美代子・羽鳥雅一・藤井輝子さん

  * 沖縄悲歌「赤い華」-藤井輝子-踊り川戸美代子 (5m15s-792KB/wma)


第14景「日劇賛歌」
 この「日劇賛歌」の音楽は当時「日劇秋のおどり」としてラジオ放送されたのを録音した物で之にはコマ-シャルが無いので多分NHKで日曜日昼間の番組として放送されこれを当時所有していたソニ-のオ-プンリールのレコ−ダで収録したものです、但し当時のテ−プは一巻一時間(実際の録音時間=68m34s)で有った為に最後の「日劇賛歌」は二番の最後のフレ−ズ(はてなく伸びゆく希望の日劇)が録音切れと成って仕舞いましたので一番の最後のフレ−ズ(靴音はず-む若さの日劇)を代替え編集してあります。

 「日劇賛歌」は「日劇レビュ−史」によれば40年代半ばの「春のおどり」で全員のコ−ラスとして發表された(同誌86P)と有りますが最初はこの「秋のおどり」のフィナ−レで藤井輝子・馬場紀邦さん他によって唄われている事は録音されたテ−プに依りたしかです、又昭和40年「日劇春のおどり」にも唄われています。

 「日劇賛歌」に就いては別ぺ−ジNDTの音楽・・・昭和38年V-Bも参照下さい。


昭和38年日劇開場30周年記念「日劇秋のおどり」プログラム表紙 

         日劇賛歌歌詞

                       作詩   岩谷時子
                       作曲   広瀬健次郎
                       演奏   日劇オ−ケストラ
                                指揮 多 忠修


  1、明るく 輝やく 朝の光のように
    何時でも 心に 喜び運ぶNDT
    優しく 瞬く 夜のネオンのように
    何時でも 町に 微笑み送るNDT
    青空に歌いながら 咲き誇る世界の華
    踊ろう歌おう 恋する人のように
    靴音弾む 若さの日劇

  2、豊かに膨らむ 春の蕾のように
    何時でも 望みを あなたの胸にNDT
    緑の 若葉に 吹くそよ風のように
    何時でも 楽しい 思い出誘うNDT
    海原を越えて いつも咲いている世界の華
    踊ろう歌おう 幸福を呼びながら
    果てしなく伸びゆく 希望の日劇

  3、ライトに煌く 太陽の娘たち
    リズムに浮き立つ 若者たちよNDT
    若さに溢れる 美わし夢の泉
    何時でも貴方を 甘く酔わせるNDT
    艶やかに踊りながらたち薫る世界の華
    踊ろう歌おう いつの日も華やかに
    大きな 明日を夢見る日劇
  

   「日劇賛歌」-藤井輝子(12)・馬場紀邦 (2m16s-345KB/wma)

 音楽には著作権がありますので本HPの音楽は個人で聴いて楽しむ以外の目的で他にコピ―及び転用は固く禁止します。

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('06/02/01)  初版
('08/11/10)  改定版