昭和35年度秋のNDTスタ−名鑑

NDT特別スタ−

清水秀男 羽鳥雅一 金須宏 向井十九 奈加英夫

重山規子(6)-休演 福田富子(2) 上条美佐保(10) 藤井輝子(12) 須藤桂子(12) 馬場紀邦

注):藤井輝子(12)・須藤桂子(12)・馬場紀邦の3名が特別スタ−(東宝演劇部契約者)に昇格しました。



NDTスタ−

北秋昇平 進藤和夫 山口滋(10) 和歌みつる(3 金子薫子(8) 川戸美代子(10

注)  1:藤井輝子・須藤桂子さんの特別スタ−えの昇進は異例の大抜擢です。
    2:横田米子さんは第1次ポンポンシックスのメンバ−の内昨年の秋一番にスタ−入りをしましたがことしの春スリ−ラッツに参加したので正式にスタ-入りしたのは昭和36年他の第1次ポンポンシックスのメンバ−と同じ時期のようです。
    3:他の年代のNDTスタ−名鑑と較べて下さい。

昭和35年度秋のNDT香盤表(昭和35年「秋のおどり」プログラムによる

昭和 女性団員氏名 男性団員氏名 合計
戦前 - - 0 清水秀男 1 1
特別 - - 0 *向井十九・*奈加英夫 2 2
21 1 - 0 金須宏 1 1
22 2 福田富子 1 - 0 1
23 3 和歌みつる 1 - 0 1
24 4 - 0 - 0 0
25春 5 0 - 0 0
上級男士 - - 0 北秋昇平・進藤和夫羽鳥雅一・馬場紀邦・蓮見かずお・吉野達男 6 6
25秋 6 重山規子 1 - 0 1
26 7 - 0 - 0 0
27 8 金子薫子・清水静江 2 - 0 2
28 9 0 - 0 0
29 10 上条美佐保川戸美代子・新井重子・戸田隆子・川瀬哲代 5 杉山義謹・山口滋・杉崎敬一 3 8
30 11 照井洋子・中村清子・黒沢啓子・浅川全子・若松久代・桜井節子・森田靖子・林八重子・横田米子・野村直美・内海安江・佐藤孝子島みゆき・青野克子 14 能見英俊・高木翼・梶鉄哉 3 17
32 12 藤井輝子・須藤桂子・宮前敏子・小林紀子・西条章子(橋詰彰子)・英由美(飯島興子)・田口久子・東しのぶ・片山奈加子・水戸千代・千尋洋子(横山礼子)・佐々木涼子・小雪美和子・田島法子・水谷良子・山本順子・山中清子・近藤蕗子・豊島千里 19 国分英是・高野善弘・大久保忠・八柳健・藤村俊二・村上幸禧 6 25
33春 13 佐久間悦子・鷲岡聖子・豊田公恵(立川真理)・金原光代 4 村田大 1 5
33秋 14 松岡靖子・佐藤セツ子・高沢鶴子・上田妙子・安藤知子・清水清美・福田不二子・村田知世子・三橋恵美子・新村佳子・六十里節子・清水良江・横山正子・渡辺洋子・竹内玉枝・本田綾子 16 - 0 16
34春 15 三谷幸代・熊谷佑子・橘田由紀恵・武井秀美・谷岡美惠子・力久摂子・高橋弘子・菊池美智子・稲瀬のり子・村山敏・馬場江美子・並木瑛子・雨宮淑江・藤恵子・芳賀きえ子 15 磯貝隆・小村喜一郎・堀井雅弘・粟田文隆・浜垣威・河野宏・山中堂司・佐藤光邦 8 23
35春 16 西川とき子・山崎広子・斉藤豊子・木村綾子・石井加代子・氏家弘子・佐野政子・我満康子・橋本瑳起子・上田明子・日吉美智子・関口順子・白石恵美子・亀谷静子・多和田憲子・岩井不二子 16 - 0 16
35春 17 森山富子・中根常世・井若世枝子・鳴海好子・藤本ひろみ・中田紀美代・山崎盾子・佐藤由紀 8 福本絃一・北川璋・尾形平八郎・昼間勇吉・竹島俊夫・能登原大陸・鈴木馨 7 15
35秋 18 田中弘美・大高明子・丸山素子・中山敬子・斉藤幸江・青木キヨ子・仁科文枝・河合淑子・加藤紀代美・有国百合子・大滝静・沢谷好恵・松川知子・大熊初枝・久保田紀代恵・清野順子・川村信子・高橋ヨシ子・程塚加代子・福島妙子・寺原千加子・中森禧子・本間紀子 23 小林英六郎・岡本雅勝・山本等・山田成雄・木村勝治・古沢勇・神崎一人・西村照男・久原勇二・天井健二・宮口哲郎 11 34
岩井孝子 1 谷川越二・三国隆史・佐藤勲・乃津喜彦・桑名正視 5 6
合計 - - 126 - 54 180

注)
  1:
色は特別スタ−・色はスタ-・色の5名は休演者です。
  2:
声楽専科の藤井輝子・須藤桂子馬場紀の三名の方は昭和35年10月1日付けで東宝演劇部契約者になり連名では特別スタ−扱いになりました。
  3:18期生は「日劇レビュ−史」には女性24・男性13・合計37名の名前が記載されて居ますがこの「秋のおどり」に出演されたのは上記の34名に過ぎません(他の3名は日劇の舞台を一度も踏まず退団した様です下記の退団者氏名参照)。
  4:?期の方は「日劇レビュ−史」に記載がありませんので期別が不明ですが、声楽専科の方に多く東宝合唱団の方もおられる様ですがプログラムの名前掲載順から多分谷川越二さんは12期・岩井孝子・佐藤勲・乃津喜彦・桑名正視さんの四方は18期生と思われます、又18期の河合淑子さんは「日劇レビュ−史」では河合淑江と成って居ますが淑子が正しいと思います。
  5:上表の一般団員の顔写真はM昭和35年「秋のおどり」のNDT全員の顔写真(Page7〜14)を御覧下さい。
  6:他の年代のNDT香盤表と較べて下さい


NDT16期生(第2次ロケット・ビュ―ティズ)
 昨年の9月第2次(ロケット・ビュ―ティズ)一般公募し半年間の訓練を修了しこの春NDT16期生として入団この「秋のおどり」に出演した女性16名が「秋のおどり」のプログラムに初めてNDTお好み投票の対象者として写真が掲載されました。
 この中から後にスタ―に成られたのは亀谷静子さんただ一人です。



NDT17期生(東宝芸能学校第4回生)
 この春二年間の課程を修了東宝芸能学校を卒業しNDT17前期生として入団「秋のおどり」に出演した女性8名・男性7名合計15名が「秋のおどり」のプログラムに初めてNDTお好み投票の対象者として写真が掲載されました。
 この中から後にスタ―に成られたのは北川璋さんただ一人です。





下のグラフは上表の期別団員数を夫々グラフ化したものです。

昭和35年秋のNDT期別団員数グラフ


秋のおどり」第15景「点と線」のミサイル・アダジオ

注)  1:13期生女性の在籍者が他の期と較べて極端に少ないのは一昨年の春の入団者数も12名(男2・女10)と少なかった事に依りますが女性はこの1年の間退団者は居ません。
    2:13期生を除けば10期以下の団員の層が昨年より更に厚く成って、特に11・12期生が中堅となり活躍して居るのが判ります。
    3:5期生で頑張って居た4名もこの一年で全員退団されてしまいました。
    4:この年昭和35年から右上のミサイル・アダジオ(九州本健・伊藤厚子さん)がNDTの準メンバ-となり、アクロバテックな舞台で常時「三大おどり」に彩を加えました。

 次の表は昭和35年「夏のおどり」終了時から昭和35年「秋のおどり」の始まる前までの1ヶ月間に退団された団員の氏名です、1ヶ月間で20名が退団されました、但し18期の3名は「日劇レビュ−史」には名前が記載されて居ますが「春のおどり」もその後の日劇の舞台には出演されて居ない様なので実際の退団者数は17名です

昭和 女性団員氏名 男性団員氏名 合計
25春 5 滝沢弘子・大森慶子 2 - 0 2
上級男士 - - 0 - 0 0
25秋 6 - 0 - 0 0
26 7 - 0 - 0 0
27 8 - 0 - 0 0
28 9 - 0 - 0 0
29 10 大野きそ子・入江慧子 2 - 0 2
30 11 - 0 - 0 0
32 12 桜間貞子・今井千鶴子・白石冬美 3 高橋常治 1 4
33春 13 - 0 渡辺良一 1 1
33秋 14 田中洋子・川崎真知子 2 - 0 2
34春 15 春日悠美子・小池スミエ・岩崎美千代・青山暁美 4 高木健雄・鈴木陸夫 2 5
35春 16 - 0 - 0 0
35春 17 - 0 - 0 0
35秋 18 (花形照子) (1) (滝口鉱・松本剛) (2) (3)
- 0 - 0 0
合計 - - 13(14) - 4(6) 17(20)

'05/03/30 初版

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