昭和28年〜昭和52年三大おどり出演のゲスト・コメデ-アン一覧表

「コメデ-アン一覧表」

注）
　1：上の表は橋本与志夫著「日劇レｰビュ-史」及び当時のプログラムを参考にしました。
　2：←印の二の替わりは三大おどりが春は３〜４月・夏は７〜８月・秋は１０〜１１月の二ヶ月の公演の後半の月始めに切り替わりコメデイアンが入れ替わりそのゲストの出演していた場面（景）のみが変更になりました。
　3：-印三の替りは昭和３１年と３５年の「秋のおどり」のみ三の替りが有りましたが、昭和３１年は１０月・昭和35年は１１月が夫々二分されています、之はゲスト（主に歌手）出演者の都合に依るものと思われます。
　4：●色はコメデイアンではありません、奇術師です。

「コメデイアングル―プとその構成員」
　次の表はコメデイグル―プの構成員の一覧表です。

てんぷくトリオ　　　　*http://www.geinin.jp/prof/tenpukutrio.html

三大おどりに於けるゲストコメデイアン出演者数の推移（昭和28〜52年）

　上のグラフはゲストコメデイアンの一覧表より各おどりの一の替りに記入されているゲストコメデイアンの数をグラフ化したものです、但し◆色線は個人人数・◆色線はグル―プでの出演でグル―プ構成人員数を人数に入れて居ます、之から次の点が分かると思います。

　1：昭和30年前半まではゲストコメデイアンの出演者が平均4〜5名でかなり多く出演されて居ました。
　2：昭和34年夏以降30年代終わりの頃まではゲストコメデイアンの出演者は少なく一人も出演の無い公演も多く成ります（昭和３５年）、この時期がゲストの歌手出演も少なくNDTの全盛期と重なります。

　3：このゲストコメデイアンの出演が少ない期間はNDT団員による日劇ジェットコミック（藤村俊二・金子薫子・能見英俊）・日劇ビ−ト・ニック・トリオ（羽鳥・金須・金子）・愉快な仲間（向井・奈加・金子薫子）等のコミックダンスチ―ムが活躍し、その他ダンスの小景やコ―ラスチ―ムの歌で幕間を繋ぎコミック場面でショーの流れが寸断されない様になりました。。
　4：昭和40年代に入るとコメデイアンはグル―プでの出演が増加しその数は1〜2グル―プですが人数的には再び増加し昭和46年以降はこの傾向が顕著になり、NTDの衰退期と重なって居ます。

　5：コメデイアンは1回出演するとある期間続けて出演する傾向があります。
　6：昭和51年春夏は「ビバ・アメリカ」52年春は「ボンジュ−ルパリ」のゲストコメデイアンです。
　7：表中●色のコメデイアンは昭和56年「サヨナラ日劇FESTIVALああ栄光の半世紀」に日替わりゲストとして参加されて居ます。

「懐かしのコメデイアン」

榎本健一（昭和30年「アチャラカ誕生」）

榎本健一　　　　　*http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A6%8E%E6%9C%AC%E5%81%A5%E4%B8%80 　　　　　　　　　　　*http://movie.goo.ne.jp/cast/107409/ トニ−谷　　　　　　*http://www.ne.jp/asahi/ko-1/crossroads/magazines/geinin/geinin.htm 渥美　清　　　　　　*http://www.asahi-net.or.jp/~md5s-kzo/atumi.html 　　　　　　　　　　　　*http://www.sankei.co.jp/mov/db/movie_0808tora01.html 由利徹　　　　　　　*http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CD%B3%CD%F8%C5%B0 　　　　　　　　　　　　*http://www14.big.or.jp/~hosoya/who/yu/yuri-toru.htm ポ−ル牧　　　　　　*http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%89%A7

トニ−谷（昭和31年「夏のおどり」）

渥美　清（昭和33年「夏のおどり」）

由利徹（昭和33年「秋のおどり」）

ラッキ−7　関武志・ポ−ル牧（昭和46年「春のおどり」）

注）写真は全て当時の「日劇プログラム」より転載しました。


＊昭和２８年〜昭和52年三大おどり出演のゲスト歌手一覧表も参照下さい。

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'05/11/05 初版